社会が支持する「正しさ」に抗い、弱々しい「自分の考え」に生きる

今日の朝日新聞オピニオンページの「高橋源一郎、歩きながら考える」は、私の心を少しばかり元気づける言葉が幾つかあって、うれしかった。  麻原彰晃はその著作において、断言的な口調が多かったらしい。「人は死ぬ。必ず死ぬ。絶対死ぬ。死は避けられない。・・・」その断言的な口調に疑問を抱きながらも、信者たちは麻原に絡めとられて、入信してく。私の指示に従わないのは「煩悩」のせいであり、「自分の考え」を…

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”志を高く持つ”とはどういうことだろう

 生きる上で、毎日をなんとなく過ごすか、信念を持ち、志(こころざし)をもって生きるかで、生きる意味合いが違ってくるだろう。安倍総理は志を持っているが、そのために強いのかもしれない。ただその志が、国民のためにならず、自分や家族の名誉のためなら、国民に大きな弊害を及ぼすだろう。  でも、人のことはいざ知らず、自分のことはどうだろう。志を持ってい生きているだろうか。毎日がお金のため、生きるためだ…

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死ぬまで生きていけるのだろうか

日本に戻って約1か月、日本の空気にようやく慣れ親しんできた。日本の空気というのは、陰にこもっているというのか、言葉には出さないが、内心いろいろなこもった感情を抱きながら、それを発散させることもなく、深く心にしまい込んでいるような空気だ。その重苦しい雰囲気が日本中を包み込んでいるような感じがする。半分あきらめに似たような、どうしようもないような、動かしがたい社会的なシステムに、それに抗うことが反社…

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日本に戻り感じたことー姥捨て山に捨てられないか

9月8日に日本に戻ってきて、日本の光景を少し物珍しく眺めている。インドネシアのいいところは、物価が日本の賃金からすると安く、少し裕福な感じがすることだろう。しかし、日本に帰ると、現実問題として目の前に貧困が横たわる。インドネシアは日本より貧しいのに、貧困が問題になることはないだろう。それは多くの人が貧しく暮らし、それでいて将来への不安感が少ないからだろう。  日本の場合、貧困が即、生存に…

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生きにくくなる日本でどう生きていけばいいのだろう

物価は安いのがいいに決まっている。なぜか。同じ品物を手に入れるのに、多くのお金を支払わなくていいから。財布に少しでも余裕ができるから。  日本政府が進めている、物価上昇2%というのは、どういう意味合いで言っているのか、よく知らないが、額面通り受け取れば、すべての消費財や生産財が2%上昇するということなのだろう。それがGDP(国内総生産)を3~4%押し上げ、景気循環を良くすると考えているの…

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物価上昇2%は考え方が間違っている

新聞を読むと、相も変わらず安倍政権は、物価上昇2%を掲げ、28兆円の経済対策を8月の閣議で決定するという。なんとも、景気のいい話である。日銀も政府と連携してさらなる金融緩和を続ける。また低所得者対策として、2200万人の住民税の非課税者に対して、来年には一律1万5千円を「簡素な給付措置」として支給するという。この制度は、消費増税を2014年8%に引き上げた際、低所得者対策として始まり、今年一人…

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幸せとは?-元ウルグアイ大統領のインタビューより

 幸せに生きることを誰もが願っていることだと思う。そして幸せはどこにあるのだろうと、よく探す。しかし、簡単には見つけられないし、音楽や映画、テレビを見て幸せと感じても、すぐに終わってしまう。そして時間がたてば、幸せを探している。  4月1日付の朝日新聞オピニオンのページに前ウルグアイ大統領の「ホセ・ムヒカ」さんのインタビュー記事が載っていた。この人は60~70年代、左翼ゲリラになり、捕ま…

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「日本人の生きる心地悪さ」へのコメントへの釈明

 さきとさん「日本人の生きる心地悪さ」へコメントしていただき、ありがとうございます。コメントを見るとなんだか嬉しいような、怒られているような、変な気分であります。でも、少しだけ反論させて下さい。  コメントでは「物価が上がることは悪いことではありません」と言っています。全くその通りです。でも、消費者心理というのは、少しでも安いものを探し求めないでしょうか。そのことを例えて、「国民と政府の戦…

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日本人の生きる心地悪さ

 景気がいいのか悪いのか、よくわからないが、皆さん仕事への意欲はどうでしょうか。私の場合、自分がやりたいと思うことはあっても、それが少しもお金にならないから単なる趣味であり、生活できない。仕事を探しても、賃金が安く、張り合いになる仕事がない。政府から活躍しろといわれて、そうですか、とうなずく人はどれだけいるのだろう。政府は、黙っとけ!と言いたい。  今の政府は国民の敵だ。なぜなら、国民は…

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どうでもいいこと―老後の構想について

多くの中高年齢者は夢をもって生きているだろうか。こうした統計はないから実態はわからないが、多分大きくは二分しているだろうと思う。すなわち、半分の人は夢を持ち楽しく生きている。そして残り半分は夢も希望も抱かず、毎日、今日を充実させるべく一生懸命働き、あるいは何かのことで時間をつぶしながら、生きていると思う。私は、後者の「今を、精一杯生きている」方の人間だ。だから、将来への夢を持てない。  でも…

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この倦怠感は日本崩壊の始まりなのか

私の今の関心はなんだろう。どのように、これからを生きていけるかだろう。今のアルバイトとしての地質調査は限界が見えてきた。大阪で過ごして、働けなくなり、仕事がなくなれば、年金だけで生きていけない。  起業などできそうもない。それで、農業をしながら、年金の足りない分を補えたらと考えるようになってきた。ちょっとした農地で、月10万円でも稼げたらと思う。でも、それが難しいのだろう。  今日…

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老人は家族と暮らすことで元気になるのでは?

年を老いたら、どう過ごそう。お金持ちは施設に入れば、食事の世話から排泄まで全てのことを誰かがしてくれるから安心だ。でも、施設に入った人たちは、心配もなく、幸せに人生を全うできるのだろうか。  僕は疑問に思う。僕はそうした介護の情報に接する機会がないので、施設の人の本当の意見や気持ちを知らない。でも、推測で話をすると、施設に入れば、痴呆症などが進み、健康も損なわれ、生きる希望や楽しみを見出…

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笹井氏の自殺と小保方さん

今日、小保方さんの論文の指導者である笹井氏が自殺したというニュースにはほんとびっくりした。科学論文の不正に手を貸したとでも言うべき、自責の念なのだろうか。あるいは世間から白い目で見られる立場になった自分が許せなかったのだろうか。でも、何も、自殺までする必要はなかったのにと思う。 マスコミに騒がれれば騒がれるほど、そのあとの落差が大きい。新聞に取り上げられることは有名人か、犯罪者か、事故か…

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扶養控除130万円のからくり(朝日新聞から)

今日の朝日新聞の”女が生きる”はパート収入における、130万円の壁と103万円の壁を具体的に示していた。僕は残念ながら、配偶者手当なるものをもらったことがないので、配偶者のいるパート女性の待遇など知るよしも無かった。でも、これで、一つの政策としてのてパートの低賃金の原因がわかった気がした。 130万の壁とは、配偶者のいるパート女性は年収でこれ以上増えると、健康保険料と年金保険料を支払わな…

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真実を追い求める

愛媛県への出張以降、このごろ仕事が少なくなり暇になりました。それで、今日も机の前のパソコンに向かって、昨日の続きのことを考えています。 昨日、僕は真実について書きました。そして真実はそれを捕まえようとすると、脇を通り抜けるように逃げ去ってしまうこと、そしてそれは月日と共に変化することを感覚的に書きました。そして、僕は今日、真実について、それの追求をやめると、人間の生命を短くするのではない…

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真実は脇を通り過ぎるのが真実なのだろう

 なぜ、ブログを書くのだろう。書くことによって、今まで見えていなかったことがみえてくることがあるからだ。それは一つの真実だろう。でも、本当は自分の気持ちのウップンを晴らしたいからだ。でもそれだけではない。森昌子のブログを書くのは、感動を人に伝えたかったからだ。それも真実だろう。いや、正しくはみんなと共感したかったからか。それもあるだろう。本当は森昌子という歌手がどういう人で、どういう歌を歌ってい…

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岩波ジュニア文庫「憲法読本 第3版」の第1章を読んで

昨日、近くの図書館で岩波ジュニア文庫「憲法読本 第3版」を借りてきた。昨日は1章のみ読んだが、今日は家の掃除や片づけで読めなかった。自民党が憲法を変えようとしていることに対して、地道にこちらは対応しようと考えたのだ。でも、中学・高校生目当ての本だと言うのに、なんと難しいことが書いてあるのだろう。理解しにくい。 それで、今日はこのブログで、憲法の基本的人権の条文を読んでみようと思って、基本…

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アイデンティティ(自己同一性)に悩む

愛媛県の山村で暮らす人びとは、多分自分の存在に悩むことはあまりないだろう、と思う。それは、山村で暮らすということは、そこで、給料だけで生きて来てはいないからだ。多分、少しの田んぼや畑を持ち、春夏秋冬、それぞれに米を作ったり、みかんを作ったり、キャベツやニンジン、大根を作り、また山林があれば、木を切り、売り、また植林するだろう。だから、毎日が次から次に仕事が自然と生じてくる。 だが、私のよ…

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愛媛県の山間部で見たこと感じたこと

私が今働いている現場は、山の中だ。道路は川沿いに延びている。だから道路だけを通っていると、山の上や山の斜面に集落が集まっていることなど想像できない。私は大阪生まれの大阪育ちだから、道路から見える山がすべてだと思っていた。だが、愛媛県の山間部では、そうした道路から枝葉が伸びるように、山の中に道が続き、山の中腹や頂上近くの平らな面に集落が集まって生活しているのだ。そして驚くことは、山の頂上と言うの…

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原子力規制委員会の厳格審査で名が通っていた委員が退任

旅館のひと部屋の、静寂の中で、人と話すこともなく、毎日毎日が淡々と過ぎてゆく。そうしているうちに、新聞では、原子力規制委員のうち、地震学の専門の島崎邦彦委員長代理が交代させられると書いてあった。島崎氏は断層問題などで、電力業界にに厳しい指摘をしてきて、「島崎先生には苦しめられた」という思いが業界にあったという。それだから、経済団体や自民党などからは公然と島崎氏の更迭を求める声が上がっていたそう…

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だからこそ、今を・・・

人の心は移ろいやすい。ちょっと前まで熱い感情を抱いていたのに、ちょっとしたしぐさや言葉で冷めてしまう。一度冷めると、もうだめだ。今度は顔を合わせるのも、言葉を交わすのもうっとうしくなる。心って、ほんと微妙な物なんだ。 仕事も同じだ。何かをやり遂げると言う、使命感や充実感があれば、時間をかけるのも有意義に思える。でも、仕事に心が入らず、どうでもいい感じを抱くと、とても自分が軽くなって、存在…

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視線を変えて見ることも楽しい

人間と言う生き物は地上で生活するから、自分の目線より上のことは良くわからない。それで、少し高い所に登ると、何か急に心が晴れ晴れして、うわーきれい!とかうわーすごい!と言う言葉を発する。だから、ちょっとした高台や眺めのいい所から下の景色を見ると、とても得した気分になり、それがしばらく続く。それは海にも言えるかもしれない。いつもは視線がさえぎられているから、どこまでも続く視線は、心を開放してくれる…

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ダム現場で考えたこと、隠れた楽しみ

私は、この年齢になってもこれから先、どう生きていこうか考えている。人生が終わりに近づきつつあるのを実感しながらも、60歳という年齢を、どこで、どのように過ごして行こうか考えている。今のような、アルバイトでは悲しすぎる。かと言って、事業を起こすほど、力も金もない。あとは農業をやって、半自給生活もいい。でも、誰が農地を貸してくれるというのだ。今いる、愛媛県の山村ならどうだろう。でも、岡山あたりなら、…

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世界一を目指すと言うこと

なぜ、人は世界一を目指すのか。その答えのひとつが、世界一の記録を記載した、ギネスブックに隠されている。NHKの番組で、ギネス記録保持者から、世界一を目指した理由を、イギリスの人びとの中から取材していた。 取材の中に出てくる人々にとって、世界一を目指した理由は、人それぞれだということだ。それぞれの理由で、それぞれの目的で、それぞれの思いで目指している。そしてその中で、人びとは生きることに積…

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認知症対象療法”エマニチュード”

日本では認知症の患者が高齢者を中心に急激に増えているらしい。その数は予備軍も含めて800万人?に上るとか。今日のクローズアップ現代では、この認知症に対して、非常に有効な療法を紹介していた。その療法が、”エマニチュード”である。 これによって、ほとんど反応しなかった患者が、前向きに生きる意欲を見せたり、歩行訓練を始めたり、暴力的な発言がなくなったりと、目に見える効果が表れている。 その…

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森昌子、生きることの尊さを訴える組曲”ほたる子”

 岐阜県への出張中、限られたCDを何度も聞いていると、森昌子の曲も飽きがくる。それで、今日大阪への帰り道は、彼女のライブのCDを聞いた。20歳前の”熱唱、ひとり舞台”(LPレコード)だ。18才のときの”涙の熱唱”より声の張りが落ちている感じがするが、それでも、生の昌子の声や冗談やしゃべりを聞いていると、彼女の人柄が伝わって来て、こちらも気持ちよくなる。19から20歳にかけて、彼女の顔が徐々に細…

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森昌子の歌から考えたこと-"生きるときめき”

森昌子の歌はなぜ30年の月日の経過に関わらず生き続けるのだろう。今の私に、森昌子の歌が、何を与え続けてくれているのだろう。逆に、今の私に何がたりなくて、森昌子に歌に頼っているのだろう。 与えてくれたのは、”感動”だった。確かに、これまでの私には感動はなかったと思う。テレビドラマで感動するものもあったが、最近の私にはなかった。この感動する思いが、私に新たに付け加わった感じがする。その原因は…

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小野田寛郎さんの訃報に接して

パソコンのヤフーニュースで、小野田寛郎さんが91才で亡くなったと報じられていた。ルパング島で見つかった当時の写真を見ると、29年も山中に潜んでいた人とは思えないほど、背筋が伸び、心が綺麗そうで、一点の曇りもなさそうに見える。29年間、自分自身と戦ってきてきたのだろう。多分、頭の中では、いろいろなことが思いめぐらされていただろう。でも、その思いを振り切って、日本軍人として、筋を貫き通したのだろう…

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それは生存上、必要なものかどうか、の自問

私は最近、次のようなことが頭に浮かぶ。ライオンやトラは自分の生存のために、他の動物を殺し、その肉を食べる。しかし、自分や家族が食べる以外では動物を殺さない。人が生きていくうえで、牛や豚や鶏を殺し食べる。殺生は自分の生存のためだ。だが、それが遊びや戯れであれば、それは許されることだろうか。その種は続いていくだろうか。 自然界と言うものは自分の生存を保持する上での、殺生は認めていると思う。だ…

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福井、永平寺を訪ねて

参詣道に並ぶ杉並木   数日前、仕事の合間を見て、永平寺に行ってきました。このお寺の名前はよく聞いていて、なぜ、こういう有名なお寺が福井県の田舎にあるのだろうと、漠然と思っていました。 永平寺周辺は、道沿いに土産物屋や食事処が多く、車を簡単に置けません。それで、駐車場に入れて参拝。門前には大きな杉が参詣道に沿って並び、幽玄な感じ。でも、ここは普通の寺院のような建物の配置ではなくて、境内の…

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