任命拒否、古川隆久さんの新聞インタビュー記事の抜粋

歴史学者・古川隆久(ふるかわたかひさ)さんの11月19日朝日新聞11面のインタビュー記事を読んでいると、学術会議の任命拒否がいかに重要な問題であるかわかる。 戦前、第一次近衛内閣で文部大臣になった陸軍大将の荒木貞夫は日ごろから精神教育の大切さを主張していました。彼は帝国大学の総長や教授の人事に介入しました。大日本帝国憲法には大権、つまり天皇の権限として文部官を任免することが規定されています…

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6名の推薦者除外は社会を分断し、異質なものを排除しようとする安倍・菅政権のあってはならない政策であり、考えだ

菅首相は予算委員会の席上、二之湯議員の質問で、学術会議任命について「事前調整が従来行われていたが、今回そうしたものがなく、任命を拒否することになった」旨の発言した。  菅首相の言う事前調整というのは、朝日新聞記事によれば、次のようなことだ。  2016年大西前会長時代、3人の補充人事を決める際、官邸から推薦名簿を提出する前に候補者名簿の提出を求められてきたという。それで3ポストに優先順位…

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菅総理、民主主義を語る前に正義を語れ、真実を語れ!

学術会議の候補者6名が菅首相に任命されなかった背景が徐々に明るみにされてきたが、その核心はいまだ不明だ。菅首相が初めのころ言っていた、「総合的・俯瞰的な・・・」や多様性などからは、やはり6名の任命拒否の理由には程遠い。6名が拒否されれば、総合的俯瞰的になるのかや、あるいは99名には多様性があり、6名には多様性がないのか、と問われれば、答えようが無い。こんな意味のない答えでは、だれだって承知できな…

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自民党・二之湯議員の質問と菅総理の答弁~会議への事前調整働かず、任命せず

学術会議への政治的介入は安倍内閣から継続的に行おうとする意志が明確になってきた。安倍内閣は人事権を使って自分らの考えや政策に合致する官僚を選び、反対する官僚を退けるという方法で、従来の国会答弁や考えを自分らの都合のいいように解釈して政策を推し進めてきた。それは従来の見解を勝手な法解釈によって変えるという、極めてあくどい、非民主主義的な方法によるもので、国会審議や多くの人の議論を経たものでなく、根…

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菅首相の国会答弁聞いても、なぜ、任命されなかったのか意味不明だ

学術会議の推薦者の任命拒否について、世間一般から菅首相のおかしな答弁への批判が高まっている。 まずもっておかしな答弁の代表は、10月はじめに行われた記者会見での「総合的・俯瞰的な活動を求める観点から・・・」という言葉だ。10月29日には国会で代表質問がはじまり、立憲民主党枝野幸雄氏の代表質問に学術会議の問題について次のように答弁している。  菅首相は「過去の国会答弁については知っています…

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