権力を監視し、国民の監視下に置く―権力は嘘をつくものだ

「桜を見る会」の疑惑は決定的な証拠や言動が不明なまま、国会での総理への質問に時間が費やされている。総理や官房長官からは、否定的な言動しか得られず、真相は闇の中だ。それでも、小出しにされた、総理の言動などから、少しづつでも問題点が明らかにされている。事件の主犯者がほとんど真実を隠し、自分らの行いを繕うように証拠品を破棄したり、隠したりする行為は、日産のゴーン会長よりひどい行いだ。これが日本政府の内部や総理官邸で行われていることに、一人の日本人として驚愕し、権力の怖さを知る思いだ。

 これは日本の権力のほんの一部のゆがみが明るみになっただけかもしれない。つまり氷山の一角なのだろう。例えば、政府はマイナンバーカードの普及に努めている。これには日本国民一人一人に番号を振り付け、生誕から教育、就職先や年金、税金、銀行預金などすべてにおいて番号を記入させることで、番号一つで一元的に個人を管理できるようにするシステムだろう。就職しても番号が必要であり、年金や健康保険が個人名とともに番号により管理される。そして貯金や金融資産までが番号記入が求められる。法律によりそれにあがなうことはできない。個人が完全に国家の管理下にはいる。個人情報が国家により管理されるのだ。こうしたことは国家にとっては国民を管理しやすいだろうが、国民にとってはえらい迷惑だ。

 もし、こんな国家などいらない、別の国家の方がいいといえば、すべての情報が管理されているから、その人は国家の力により、就職できなかったり、金融資産を抑えられたり、目に見えない形で不利益を被る可能性が高い。就職先や税金、年金、金融資産、学歴、などを一元的に管理しない方が、人間の自由度が高い。権力は嘘をつく。そしていかようにも変容し、変質し、人を飲み込んでいくものだ。戦前、多くの日本人や世界の人々はあがなえない力により個人の意思とは違う方向へ進んだのだ。権力を監視し、権力を国民の監視下に置く必要がある。それが民主主義だろう。

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