それでも安倍政権を支持するのか、2分法が進む

7月頃に参議院選挙、もしくは衆参同一選挙が行われる。すでに、北海道や京都ではその予備選とみられるような、衆議院の補欠選挙が行われている。安倍政権は支持率も高くて、政策やいろいろな課題を適切にこなしている。安定しているのは確かだ。

 しかし、安倍政権の政策には危険な思想が見え隠れする。今の社会を冷静に見てみると、国民の間に断裂が走っている。すなわち国民の思考が単純になり、AかBかという色分けが鮮明になり、国民にそのどちらかの色を塗りこもうとしている。それは何も安倍政権が恣意的行っているわけではないだろう。しかし、安倍政権の考えが極端なため、国民の色分けがなされつつある。そしてそれは国民間に明瞭な亀裂へと拡大しつつある。例えば、戦争法案は賛成か反対か、憲法改正は賛成か反対か、日韓合意は賛成か反対か、辺野古への移設は賛成か反対か、年金基金の株式投資の増大は賛成か反対か、放送法によって政府が放送局に電波停止を命令できるのかどうか、政治・社会のあらゆることが、いつのまにか2分法で対置されている。

 そしてその2分法の究極にある考えが多分、個人を重要視するのか、あるいは国を重要視するのか、ということに落ち着くと思う。先の国会ではTPPの外国との交渉過程の開示を野党が求めると、全てのページが黒く塗りつぶされていた。その一方で、委員長は本を出版して、その交渉過程の一部を公開しようとしていた。多分、交渉過程を公開しても、どういうことはないのだろうと思う。ただ、秘密にしたいという目的のために、黒塗りにしただけなのだろう。国民や農業者に丁寧にしっかり説明しようという姿勢は見えない。個人より国を重要視しているのだろう。自民党の改憲草案でも、個人より明確に国の権利を優先し、国民を押さえつける憲法になっている。国民より国が主体だ。

 今国民に問われているのは、国より個人を大事にする姿勢だろう。安倍政権を支持することは、結果として個人より国を大事にすることを選択していることになる。

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