私達の国や社会を覆う、不安感や恐怖感

多くの人たちが今の日本の雰囲気に懸念を示している。今日の朝日新聞のオピニオンのページで作家の中島京子さんの意見は、戦争と言う非日常が、私達の日常に忍び寄っていて、その非日常が徐々に慣らされて、非日常と言う感じでなしに、日常化し始めている懸念を示している。それは戦前の普通の人びとの生活が、文化的にも精神的にも成熟した中で、戦争が行われたと言うことかららしい。戦前は何も生活に困り、悪政に虐げられていた時代ではなかったのだ。中島さんは戦前の一般の人びとの暮らしを研究し、調査する中で、昭和と言う時代が、当初は日中戦争を遠いところでの非日常と捉えられていたのが、いつの間にか人々の意識に日常の出来事として入っていったことを書いている。私自身もそうした非日常の日常化をとても恐ろしく思う。

私は6日の広島の原爆慰霊祭でアメリカ大使であるケネディ氏が花束を捧げることもなしに帰ったことに何か寂しい感じを抱いた。そして安倍首相の白々しい挨拶。新聞記事でそのあいさつ文を見たが、大げさな言葉の羅列で、一つとして私の胸に響かない。ケネディ大使は小さい頃、おじさんと一緒に広島を訪れたことがあり、日本を好きなようだ。でも、今の日本を、ケネディ氏はどう感じているだろうか。さらに好きになっただろうか。これほど日本の国民の考えと政府の考えの違いを見て、驚いているのではないか。日本という国はばらばらではないか。病気ではないか。国民の意見を無視する政府って何なんだろう。政府と国民が乖離している。平和を愛し、平和を願い、戦争放棄の国だと聞いていたのが、戦後70年で変容してしまったのか、国民に夢がなく、盲目的に無批判に働いている、と。そして、なんと貧しい人たちが多く、老人の多い国なのか。

僕は今の自分が不安でたまらない。それにもまして、日本と言う国の行く末も、不安で仕方がない。今の僕が言えることは次のような言葉だ。”真実を追い求めよう、人間は真実を追い求める生き物なのだ。”


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