市川崑監督映画「細雪」(1983)を見て

 大阪難波で市川崑監督の映画「細雪」(1983、午前十時の映画祭)を見た。この映画は、昭和13年頃の大阪や京都、芦屋を舞台に、船場の没落していく上流家庭の残された4人姉妹の、”きょうだい愛”(正しくは姉妹愛)を描いている。残されたというのは、親が死に、婿養子を取った年長の娘が本家を、次女がまた、婿養子を貰って、分家を継いでいる。大きな家を大阪・上本町と芦屋に持っており、家督もあるという具合だ。で…

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