中学1年生が4月に習うこの問題解けますか。3/5-(-5/3)=、3/5÷(-5/3)=

小・中学校の算数・数学の教科書を復習していると、もう忘れてしまって、こんな計算するのか、こんな考え方をするのかと不思議に思ったり、感心したりすることがある。でも、読めばそれなりに納得できる。今覚えている数学の計算方法は、それの成り立ちを無視して、結果だけを使っているから、その計算過程は見えない。

 例えば、次の問題は解けるだろうか。

3/5-(-5/3)

3/5÷(-5/3)

多分、②の問題は多くの人は解けないのではないか。
答えはは次の通り。

①通分すると
=9/15-(-25/15)
=(9+25)/15
=34/15

②分数の割り算の場合、
その逆数を掛ける
=3/5×(-3/5)
=-9/25

何を言いたいのだろうか。今の中学生はどれくらいがこの正負の計算を理解できているのだろうか、ということだ。高校入試は相当レベルが高くて難しい。上記の問題は易しすぎて入試の問題には出てこない。だが、入試が難しからと言って、中学生の全体が正負の計算をすらすらとできているというのとは違うはずだ。義務教育で学ぶ基本的なことが理解できて、中学を卒業しているのか、という疑問だ。

 全国的な学力レベルを比べて、最下位に近いとか大阪市では言うが、そんなことより、どこまで数学なり英語なりが理解できているかだ。特に数学の計算問題は、社会人になっても必須の素養だ。それが分数の割り算ができないようでは、数字を扱う会社には就職できない。

 日本では高等教育を受けさせて、大学進学率も高いが、それの実態と教育の実態が合致しているのか、心もとない感じがするのだ。

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