老人施設-生きがいの創出という点で見劣りする

人間関係が希薄な私だが、今日老人ホームに入居しているおばさんを尋ねた。住宅型有料老人ホームなので、少し高そうなホームだが、公務員として40年近く働いてきた人の奥さんなので金銭的な不自由はない。入居している人を見ていると、やはり寝たきりの人が多いようで、あまり病院と変わりない。

 おばさんも5~6年前までは歩くのは元気だったのに、一緒に生活できる家族がいないためか、老人ホームに入居してから、急に老け込んだようだ。ホームでは生活の大部分がヘルパーさんがやってくれるから、本人がする仕事というものがただ自分の身の回りのことに過ぎなくなる。掃除洗濯、ご飯の用意まで、すべて施設が整えてくれるから、入居者はすることがない。部屋でじっとしているしかない。

 やはり、人は人と接触しないとだめになるな、と思う。やはり家庭の中で信頼しある人と暮らすのが一番だろう。頭の働きは認知症を患わない限り、急に衰えることはなさそうだ。だが、体の衰えははっきりしている。それは精神的に何かをやろうとする力が無くなるからかもしれない。体と精神は相関しているのだろう。生きがいを見出すのも、やはり家族と生活して生まれ出るものかもしれない。孫や娘・息子との日常的な会話、隣近所との付き合い。そうしたものが生きる上で必要なのだろう。

 老人ホームは肉体的な援助では問題ないのかもしれないが、生きる上での生きがいの創出という面で大きな問題を抱えているのかもしれない。

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