共謀罪とは、暴走族集団を一網打尽に捕える恐ろしい法律だ

 この法律はテロを目的とするのではなくて、犯罪という、善悪ある程度の幅をもった行為を、それが実行される前の段階で、警察当局が犯罪につながると判断したら、それにかかわった集団全てを芋づる式に罪に問うことができる、恐ろしい法律ということだろう。

 この法律の新設個所の第一は、第6条の2だろう。そこには次のように書いてある。別表3【277の法律。そこには著作権や森林法や特許法など多くの法律が含まれている】の内、懲役4年以上の刑のものを2人以上で計画し、資金を集めたり、下見をしたりという、準備行動をした場合、懲役に課する、という法律だ。また、そうした計画を持つものに資金提供や物品の手配、下見など応援すれば、そのものも罪に問えるとしている。しかも、ここが恐ろしいのだが、こうした事件について、黙秘したり、虚偽の証言をしたりしても、その者をも罪に問えるとある。これなら、弁護士が被告人に、不都合なことは黙っていればいいというだけで、弁護士も罪に問われかねない。

 基本的にとても怖い法律であるという本質があるにもかかわらず、その共謀罪によって、277の法律がその網をかぶせられており、それが市民の活動分野と密接にかかわっていることから、日ごろ犯罪とは無関係だと思っていても身近に迫ってくるかもしれない。例えば、車ならスピード違反から、危険往来まであり幅広く、危険往来なら、共謀罪に引っかかる。もし、腹が立ったからと言って、車で友達と暴走行為をしようと話したり、下見に行けば即共謀罪で、捕まる。親もそのことを知っていれば、取り調べの対象にはなるだろう。その時、黙秘するように友達に依頼すれば、その人はそのことだけで罪に問われる。

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この記事へのコメント

  • しら

    >もし、腹が立ったからと言って、車で友達と暴走行為をしようと話したり、下見に行けば即共謀罪で、捕まる。

    どこが恐ろしい?素晴らしいじゃないか。迷惑なクソ野郎が捕まるだけ。私らにとってはとても得のある話。
    2017年07月12日 04:00
  • 一般市民

    暴走行為が無くなるのであればそれで良いんじゃないでしょうか。
    犯罪行為に加担する人間も犯罪者、別に普通の考え方だと思いますけどね。
    2019年07月11日 19:59

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