企業からのしずく(滴)では国民は豊かになれない-今は、領主と農民のような関係だ

私のブログも「批判のための批判」に陥っているきらいがある。でも、安倍首相や自民・公明党を批判せずにはいられないのです。アメリカ国民が「トランプ批判」をしているように、私も「安倍批判」を展開しているのです。

 その第一は、①日銀による金融緩和や大量国債の買い付け、低金利政策、さらに物価上昇2%目標という、経済音痴の私には理解できない政策に関わらず、この日銀が安倍内閣と一緒になって行っている政策に、とても不満なのです。
 最近の新聞で、簡易保険の保険料が4月から1割程度値上げされると出ていました。その理由が、長期金利の低下やマイナス金利の政策により、利益を確保できず、値上げせざるを得ないと出ていました。こうした低金利政策は、私達の預貯金の目減りにつながっていますし、お金をいくら持っていても、物価上昇につれ、相対的な目減りとなっています。

 物価上昇2%を目標にするということはそれででいいかもしれません。でも、それなら金利を2%にしなければ、預貯金や年金の少ない老人はどうして暮らしていけるのでしょうか。とてもおかしい政策でしょう。あるいは年金が物価上昇につれ、2%上がるなら何とか我慢できるかもしれません。しかし、現実は物価・賃金スライドとか言って、年金は下がる傾向にあります。
 統計上、老齢年金の受給者の6~7割は月額10万年以下です。女性ならその割合は8割ぐらいが10万円以下でしょう。夫婦合わせてやっと20数万円貰えるようです。離婚したり、死別したり、生涯独身だったりして独り身なら、貰って10万円以下か10万円台でしょう。そうするなら、20数万円貰える夫婦世帯は別として、それ以外の多くの世帯は貯金を取り崩したり、子供世帯の世話になったりするしかないのです。でも、子供世帯も労働環境は厳しく、また、家も狭く、賃金もまちまち。簡単に子供世帯のお世話にはなれないのが現実ではないでしょうか。

 高齢者世帯にじりじりと足元から水が吹き上げて、足元が揺らいでいて液状化現象のように砂水の中に足をすくわれつつあるのが、現状ではないでしょうか。

 今の政策は、経済界や企業を潤して、そのしずくを国民にあげましょうという。何か考え方が、農民と領主のような考え方です。農民からはできる限り搾り取り、そのしずくで生きながらえさせ、働かせているようにも映ります。

私達は国家の主権者です。日本に国家がない時から、人々はそこで生活し暮らしてきました。それは小さな家族や部落、集団だったかもしれません。大和朝廷ができる前から、何千年、何万年と人々はそこに暮らし、生きながらえてきました。奈良県にできた力のある豪族が、日本を統一し、その後いろいろな政権が日本を支配しましたが、それは力で支配してきたにすぎません。支配者と農民、そこはすみわけが働いてきたかもしれません。支配者は農民からの年貢で暮らしていました。その代わり、他の国からの侵略や盗賊から農民の生命や財産を守ったのでしょう。そうした中で、支配者と農民は共存したのでしょう。だから、両者とも国の主権者です。支配者だけが主権者ではないし、そうあってならないのです。国民に経済活動のしずくを与えるというのではなくて、国民そのものが豊かになる経済活動を展開するべきでしょう。国民が豊かになれば、経済活動も発展する。そう考えべきではないでしょうか。

その第2は別に機会に書きます。

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