地方再生の鍵ー高速道路より一般道を優先

仕事の関係で高速道路をよく使う。例えば半年間、四国の愛媛県に出張に行っていた時は松山道、和歌山県では阪和自動車道や湯浅御坊道路、岐阜県では名神高速道路と地方に行くにはとても便利で、普通道を走れば、まる一日かかるのが、4~5時間で着くこともある。出張でなくても、例えば、家の近くに高速道路の出入り口があれば、何処へ行くにもとても便利だ。逆に、高速の入口まで、1時間程度かかるなら、とても億劫な場所になる。それほど、高速道路は日常生活に欠かせない存在だ。

でも、僕は基本的には、高速道路より普通道の整備を優先して欲しい。高速道路は基本的には物流の道だと思う。つまりトラック道だ。山を削り、巨大な橋を付け、トンネルを掘る。平地では大きな橋桁が並ぶ。まさに、仕事の面から言うなら、巨大公共事業だ。でも、足元を見て欲しい。道路沿いには、いつもと変わらぬ風景が広がる。山や野原、田畑、海、川。それらができて人びとの生活はどう変わっただろう。インターの近くには、工場や物量倉庫が出来たかもしれない。

一方、普通道を整備したらどう変わるだろう。2~3車線に道路が広がると、人々の交流が始まり、道沿いにはレストランやショッピングセンター、電器店や薬店などが次から次に店を開き、道路が活気を帯びる。人々の顔も笑顔になる。
道はトラックだけの道ではないはずだ。田舎へ行けば、ほとんど信号がなくて、トラックも高速道路と同じように70キロ前後で走れる。何も、巨額のお金をかけなくても、一般道を整備すれば、高速道路と変わらない時間的効果があるはずだ。

それに、高速道路や新幹線というのは、地方の力を、逆に中央へ引っ張る力があるように思う。点と点を結ぶため、その道中が置き去りにされ、そこで生活する人々が、どうしても中央に引き寄せられるのではないだろうか。やはり、線としての道を、そこで生活している人々を大事にしなければ、地方が衰退すると思う。地方道を整備することが、地方の再生の一つの鍵になるのではないか、と思う。

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