非正規雇用、待ち受ける苦難、再婚できない理由など

 私はこのブログでは、集団的自衛権に反対する意見を述べてきたが、それは私の意見表出であり、私自身の毎日の生き方と関係するものではない。私のこれまでの生き方は、人から見れば、馬鹿だね、と軽蔑されるような生き方だ。何が馬鹿か。そう、それは非正規雇用として働いてきたからだ。今も、アルバイトとして働いている。その結果、どうだろう。まず第一に、結婚できない。この年になって独り身だ。今、結婚するには正社員という身分か、給料が400万円以上か、そして年金が生活出来る分貰えるかという3つの条件が前提になっている感じがする。特に年金が重要だ。現在独身の女性は、子育てが終わり、自分の生活に満足しているのものの、老後の心配がある。それは、離婚した場合、元夫の年金がもらえなくなるからだ。多分、厚生年金部分は貰えなくて、国民年金部分の支給になると思う。国民年金部分は最大でも年額70万円前後だ。これでは生活できない。それで、離婚した女性が考えるのは、正社員として働いてきた男性の年金だ。それで、生活保障を考えているのだ。だから、私など、再婚したくとも、正社員でない、年金が少ない、給料が少ないで、完全に再婚市場からシャットアウトだ。ま、これは自分の身から出た錆(さび)だから仕方がない。

でも、私が腑に落ちないのは現在の非正規雇用者の差別的待遇だ。正社員が非正規社員を見る目は、日毎に差別性が強くなっている。オフィースで机を並べない、仕事内容が全体ではなくてその一部分など。ま、これはいいとして、私が問題にしたいのは、日本の社会保障システムだ。例えば、会社の厚生年金に入れなくなれば、老後、どう言うことが生じるだろう。それは、国民年金だ。40年近く払い満額でも年金額は70万円前後。確実に生活保護が待っている。一方で、厚生年金なら使用者も半額出資しているので、年金額が多く生活に困らない。そして、健康保険。多分年収の1割前後が保険料だ。アルバイトで200万円稼げば、年20万円程度の保険料。私は去年、年収が300万円だったから、ことしは国民健康保険が32万円だ。月3万円の支払いだ。多分、正社員なら月3万円の健康保険料を支払う人なら、年収700~800万円ぐらいの人ではないのだろうか(詳しくは知らないが)。つまり、非正規雇用というのは、老後、生活できないということであり、健康保険料が正社員の2倍程度多く払わないと同一の医療を受けれないというシステムなのだ。

私のこの文章を見て、正社員の人はどう思っているだろう。楽な仕事をしているから当然だよ、と思うかもしれない。でも、今の日本社会、第3次産業が若手の人々の雇用の受け皿になっている。それは零細企業や低賃金会社が主流だ。その人達が、非正規雇用として勤めれば、厚生年金には入れない、健康保険には入れない、となれば、どうなるだろう。まずもって、私のような独身者でい続けねばならないだろう。今の時代、若い女性が、不安定な職業の人と結婚するだろうか。少子化を更に推し進めるだろう。人口減に歯止めがかからないだろう。
そして、非正規雇用を拡大すれば、その人たちが待っている老後は更に悲惨だ。厚生年金は老後の生活資金を賄えるが、国民年金は賄えない。そこにはさまよえる老人たちが満ち溢れるだろう。そこには確かに私もいる。

これが日本の歩んでいる道だ。正社員も、非正規社員も同じ日本人として、同じ運命を享受するだろう。これからの日本は苦難に満ちているのかもしれない。

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