「許す心のゆとりが大切」(朝日新聞オピニオンのページより)

 今日の朝日新聞オピニオンのページで、渡辺和子ノートルダム清心学園理事長の「許す心のゆとりが大切」と言う短文が載っていた。この人は、父親が陸軍教育総監で2.26事件の時、自宅で青年将校にに襲われ、父親が殺されるのを座卓の影で一部始終みていたと言う。しかし、この人は青年将校を「敵」と考えたことはなく、彼らをそそのかした人がいて、その人の命令で動いただけだと考え続けて来たという。その後、キリスト教の洗礼を受け30歳近くで修道者になったという。

事件から50年後、反乱軍の家族や関係者が開く青年将校の法要に出て、その人たちの子供や弟さんたちと会う事で、「自分だけが被害者だと思っていたが、私たちよりつらい生き方をしたした人がいたんだ」と気づいたということです。そして、「敵」だと憎み続けていたら、こうした出会いも、相手側への理解もなかったでしょうと述懐している。

そして、話はこう続く。
「人間が生きる上で「敵」とは無縁ではありません。・・・しかしその人たちに憎しみや恨みを抱けば、自分の心の自由が失われます。・・・「敵」と同じレベルに成り下がるのではなく、相手を許すのです。ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世も『許しなさい、許さないと、あなたはずーと相手の支配下にあります。』と述べました。・・・
 いま、ささいなことに腹を立て、簡単に人を刺したり殺したりするような世相を見ると、「許す心のゆとり」を失った結果かもしれないと思います」

私もすぐに、心の中でこんな人間ともう付き合うかと怒り心頭になるときが多々あります。この短文を読んだ時、私ももう済んだことだから、許してあげようかという気持ちに一瞬、なりました。

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