森昌子の裏の頂点、演歌とPOPの融合

 歌手・森昌子が歌手を辞めたいという気持ちと、彼女の歌の特質は多分、比例していると思う。歌手を実際辞める決意は、恋愛話がかなり進んでからのことだろうけど、僕が思うには”恋は女の命の華”を歌っているあたりから、その決意が徐々に高まってきている感じを受ける。

 というのは、”悲しみ本線日本海”から”越冬つばめ”までは多分、無我夢中で演歌の世界を歌ってきたのだろう。その後、”寒椿”や”ほお紅”、”涙雪”とヒットしたが、このあたりで本来の昌子が持っている、もっと軽いポピュラーを歌いたいという希望ー演歌路線を修正したい希望が強く出始めたと思う。それは、昌子本来の性質だろう。そのことは、発売されてきたLPレコードが演歌でなくて、もっと軽いポピュラーを歌っていることから明らかだ。そして昌子が女として成熟して、花開いたのがLPレコード”女の暦”(1984,12,26才)に含まれる、数々の歌なのだろう。

これらの歌は、昌子が本当に歌いたい歌の雰囲気を最も伝えている。それは今を生きる、女の雰囲気であり、今の社会の雰囲気だ。昌子は実際は演歌でうたわれる世界ではなくて、こうした世界を歌いたかったのだ。

それが次の曲だ。これらは演歌とポピュラーが溶け込んだ世界だ。

ほお紅  http://youtu.be/qROjFbpy9Vg

吉祥時物語 http://youtu.be/fqJ7z5BUACg

冬化粧 http://youtu.be/yt798NiYruY

冬の陽炎 http://youtu.be/aU3ium86pAk

涙雪 http://youtu.be/pl5LkNazcCg  

悲しみの向こう側 http://youtu.be/g85R4nIdu3U 

あなたの椅子・立秋 youtubeになし(この曲は穏やかで熱情的で何度も聞きたくなる曲だ)



でも、、”涙雪”のあと、A面はやはり演歌。もう昌子は、歌を離れて、実際の恋愛や結婚へ突き進むことになるのだろう。それと比例して、辞めたいという気持ちも強くなっていくのだろう。

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