世界一を目指すと言うこと

なぜ、人は世界一を目指すのか。その答えのひとつが、世界一の記録を記載した、ギネスブックに隠されている。NHKの番組で、ギネス記録保持者から、世界一を目指した理由を、イギリスの人びとの中から取材していた。

取材の中に出てくる人々にとって、世界一を目指した理由は、人それぞれだということだ。それぞれの理由で、それぞれの目的で、それぞれの思いで目指している。そしてその中で、人びとは生きることに積極的になり、新しい目的なり、目標を獲得し、人生に輝きを得ていることが共通している。

僕は初め、ギネスと言うのは、何かある特定の、スポーツなり、趣向なり、面白いことなどを競うものと思っていた。でも、それは違っていた。それは何でもいいのだ。片足で何センチ飛べるとか、片足でいくらの距離を歩けるとか、編み物をしながらマラソンをしてどれくらい編めるかとか、人それぞれが考えたことの世界一の認定なのだ。何一つ決まっていない。ギネス社へこういうことで世界一になったから認定しほしいと言えば、認定者が動画や送られた資料を元に判定するのだ。

パラリンピックで世界一を目指している障害者は、色々な思いでスポーツに取り組んでいるのだろう。それを見る人びとは、大きなハンディの中で、困難に立ち向かいながら世界一を目指す姿に、感動を覚えるのだろう。パラリンピックの創始者の”グットマン”は次のような言葉を言ったそうだ。

「失ったものを数えるな、残っているのものを最大限に生かせ」

この言葉は、障害者だけではなしに、多くの人に、生きる上での示唆に富む言葉である。

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