想像力が人間の幸せの原動力

ルソーのエミールからの知識です。

人間には六感がある。1つは目で見る視覚。2つ目は真っ暗闇でも、危険な動きを察知できる聴覚、3つ目は人間の生存に関わる味覚、そして四つ目は花の匂いや、食べ物が新鮮かどうかを舌で味わう前に危険を察知できる嗅覚、五つ目はさわる事で物事を判断できる触覚。そして・・・。

六つ目は何だと思いますか。それはこれらの感覚の総合的な、脳が判断する感覚です。そう、第六感とは、器官を持っていない知覚なんですね。それは観念だということです。観念は人間が持っている5つの感覚を使って、総合的に物事の性質を判断する働きなのです。観念を多く持つことで、知識が広がり、人間が精神的に成長していく。五感を適正に使って、正確な観念を多く形成していくことが、精神の正確さ、人間の成長だといっています。

私達は五感を使っていろいろなものを見、そこに想像力を付け加える。春は芽が吹き、花が咲き、新しい出会いを期待する。だから、春は待ち遠しくうれしい。秋は、大地が豊かに実るが、冬と言う厳しい生活が待っているため、楽しい想像力が働かない。

ルソーは次のように書いている。
「(春と秋の違いは)、想像が春の眺めに、春に続いてやってくる季節の眺めを結びつけるからだ。目が認めるあの柔らかい芽に、想像は、花を、果実を、木陰を、時にはその木陰が隠すことになるひそかな情景を添えて見せる。想像は、・・・対象がそうなるようにではなく、そうなって欲しいように見る。それを選ぶのは想像の自由なのだから。・・・」

私達は、五感で感じ、六感で観念にし、そして想像力を働かせることで、そうなって欲しいと願い、そこに喜びやうれしさを感じる。

恋人は今の彼や、彼女だけに満足しているのではなく、将来の夢を語る姿にほれたり、将来性に希望を持ったりして、恋人同士になっているのかもしれない。

年をとれば、男女とも相手に対して、想像力が働かなくなり、現実ばかりが見えて、秋の季節のように、冬の凍てついた季節ばかりが目に入るのかもしれない。年をとっても、お互い想像力が働くような相手なら、それは恋人同士になれるのかもしれない、と思う。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック