今を、精一杯生きる

アクセスカウンタ

zoom RSS 一億総活躍社会のアンチテーゼが映画「万引き家族」だ

<<   作成日時 : 2018/06/13 00:08   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

今日、カンヌ映画祭でグランプリをとった「万引き家族を」を難波の映画館で見た。いくつか聞き取りにくく意味不明な点があったが、それなりに面白く、考えさせる作品だった。ただ、強いインパクトは残らなった。
 
 この作品を見ながら、安倍内閣のことが次から次に浮かんできた。例えば一億総活躍社会とか言って、一生懸命働くことを社会は推奨して、そのことを当然のように言うが、その実相を暴けば、それは人間の生き方の皮相であって、全体ではないということ。それをこの映画の家族を見ながら思い、そうした言葉が、人の生き方を狭め、生きにくくしているのだなと思った。

 この家族に集まった人々はみなが社会の枠から弾き飛ばされた人々だ。おやっさんがどうして万引きを始めたのか知らないが、男の子は車荒らしのおやっさんが車の中で見つけた子で、車で生活していた子だ。その妹は夫婦からせっかんを受けてベランダで夜、過ごしていた子だ。その子がいなくなっても、両親は1〜2週間ほったらかしにしていた子だ。中年の女性は、もとの旦那を殺した殺人犯だ。若い大学生位の女は、ガラス越しに自分の裸や自慰行為を若い男に見せてお金をもらっている。しかし、その両親はしっかりした家庭を築いていいる。おばあちゃんはおやっさんの息子かな?

 あまり詳しいことまで理解できなかったが、それぞれの生き方の中で親から見捨てられたり、虐待されたり、社会からはみ出た人々が、血縁でもなく、金でもなく、sexでもなく集まり、そこに人間的なきづなが芽生え、安らげる場を作り、そこを拠点に貧しいながら生き生きと生きている。

 でも、やはりそこも破綻する。万引きをして見つかり、妹が捜索願が出ており、皆が誘拐犯になる。おばあちゃんが死にー死因がよくわからなった、その遺体を、庭に埋めた。なぜ、葬式をあげず、埋めたのかもよくわからなかった。つまり、死体遺棄だ。これだけのことをすれば、家族は崩壊するだろう。

 最近、新幹線で殺人事件が起きた。22歳の男だ。誰でもよかったとのこと。あちこちで殺人事件が起きている。いつ何時、人は切れるかわからなくなってきた。一億総活躍社会と声高に叫べば叫ぶほど、社会のレールからはみ出た人は苦しく、切れやすくなる。

 多くの人は何も活躍を望んでいない。平凡で幸せな生き方を望んでいる。活躍したいと思う人がいてもいい。しかし、そうした声高に叫ぶ社会は、そうでない人々の生き方を息苦しくしており、それが社会不安につながっていくということも理解しなくてはならないだろう。

 内閣がこんな言葉を言う国は私にしたら、北朝鮮や中国と同じ人権軽視の国だ。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
一億総活躍社会のアンチテーゼが映画「万引き家族」だ 今を、精一杯生きる/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる